余命数年と伝えられると、葬儀のことも考える必要が出てきます。しかし、実際には身内で揉めることが多いです。一方は「準備しておいたほうが良い」と言い、もう一方は「早く死んで欲しいと言っているようだ」と怒ることも多いです。確かに、まだ生きている人を前にして葬儀の相談をするというのは抵抗があります。
自分の親であれば、余計に感情的になってしまうものです。しかし、最終的な負担を考えれば葬儀の準備は早めにしておいたほうが良いです。葬儀のことはできるだけ考えたくないということで、臨終になってもなかなか行動しようとはしません。ですが、臨終から2時間で病院から御遺体を安置場所に搬送させなければいけませんし、その後はどんどん具体的な内容を決めていかなければなりません。
通夜までは時間がなく、初めての人だと病院から紹介された搬送業者にそのまま葬儀を依頼してしまうこともあります。また、業者側もそれを望んでいます。良い業者に当たれば良いですが、なかには利益をあげることしか考えていない業者がいることも真実です。そうならないように、なるべく相談は早めに行っておいたほうが良いです。
早い段階であれば、忙しさから適当な業者に頼んでしまうミスを防げます。近くで頼める業者に相見積もりを頼んで、そのなかから妥当な業者を選ぶという余裕もできます。死後のことを考えるのは辛いことですが、後で費用や式のできあがりに後悔しないようにするためにも、なるべく早めに相談しておきましょう。東京のお墓のことならこちら